日本橋
KA-021-000
絹絣掛軸 東海道53次 日本橋
W43×H65cm
伝統工芸 小千谷絣
絣で綴る悠久の旅
歌川広重の名作「東海道五十三次」の風景を小千谷に受け継がれてきた絣の技法で表現した作品です。
原画をもとに約50枚の「絣定規」を作り、一本一本の緯糸に20数色の色を手作業で摺り込み製作されました。 その糸を熟練した織り手が柄を合わせながら一本ずつ織り込み、緯糸だけで風景を描き出しています。
約250工程、延べ約60人の職人の手を経て完成する、非常に手間と時間を要する工芸織物です。 絹ならではの上品な光沢と、絣特有の柔らかな表情とともに、 小千谷の織物文化と職人の技を末永くお楽しみください。
小千谷絣による「東海道五十三次」作品を掛軸として仕立てた製品です。 裏表装された絹100%生地を使用した本格的な高級感溢れる掛軸で、軸先も清水焼を使用。 絹ならではの上品な光沢と、絣特有のわずかな揺らぎが、木版画とはまた異なる柔らかな表情を生み出します。 原色と黒を組み合わせたモダンなデザインは和室はもちろん、リビングや玄関など現代の空間にも取り入れやすいデザインです。 歌川広重の世界と小千谷の織物技術が一つになった、手仕事ならではの工芸作品に仕上がりました。
江戸から京都へと続く東海道。多くの旅人が行き交ったこの街道の風景を、歌川広重は「東海道五十三次」として描き残しました。 四季の移ろい、雨や雪、朝霧、行き交う人々――。 江戸時代の旅情を鮮やかに伝える広重の世界を、新潟県小千谷に受け継がれてきた「絣」の技法によって、一枚の織物に表現したのが小千谷絣「東海道五十三次」シリーズです。
広重の絵
小千谷絣
江戸・日本橋から始まる東海道の旅。旅立ちの朝の活気を描いた、シリーズの出発点となる一景です。
広重の絵
小千谷絣
朝霧に包まれた三島宿。霧の中に浮かぶ旅人や風景を、繊細な色と絣の表情で表現しています。
広重の絵
小千谷絣
静寂の中に雪が降り積もる夜の蒲原宿。深い雪景色と人々の姿が印象的な一景です。
広重の絵
小千谷絣
激しい夕立の中を急ぐ旅人を描いた庄野宿。雨と風、人物の動きが感じられる躍動的な一景です。
完成した布に絵を印刷しているのではありません。 この風景を描いているのは、一本一本の緯糸です。
原画から絣定規を起こし、緯糸へ色を摺り込み、 柄を合わせながら一本ずつ織り進める。 いくつもの手仕事を重ねて、一枚の風景が生まれます。
原画を約3.8cmごとに分割し、柄の位置を示す約50枚の「絣定規」を制作します。
定規に糸を合わせながら、20数色に及ぶ色を一本一本の緯糸へ手作業で摺り込みます。
わずかな糸のずれが、そのまま絵柄のずれになります。 熟練した職人が一本一本の位置を見極めながら調整します。
温度や湿度、糸の張り、織機の感触にまで気を配りながら、 無地の経糸に緯糸を織り込み、風景を完成させます。