2月28日(土)風船一揆の会場にて、小千谷縮の雪さらし実演を行いました。
本日はそのときの様子をご紹介します。
弊社からは職人3名が実演に参加しました!
縮で作ったハッピで気合も十分です♪
2年連続で天候不順の為中止になった雪さらしの実演。
今年は曇り空の中スタート。
毎年悩まされていた強風も今年は殆ど無く、順調に披露していました。
初めて雪さらしをご覧になるお客様は興味深そうで、なぜ雪さらしをするのか?という
質問も多く受けました。
ここでも少しだけ解説します↓
◆雪晒しは何故行われてきたのか
古来より雪上に晒す事で、麻生地が漂白されるとの先人の知恵であり、
冬の厳しい時期に糸を紡ぎ、手織りで丹念に織り上げていくという
雪国の暮らしならではの作業が、今日まで伝えられてきた
◆どんな効果が認められたか
染め上げられた麻糸は更に鮮やかさを増し、色柄を引き立てさせる
繊維の奥深く効果は見られ、糸そのものの膨らみが出て
織物全体がふっくらと感じられ、雪国の風土を包み込んだ逸品が誕生する
もっと詳しく知りたい方は下記のリンクをご覧ください☆
1200年前の人たちが既にこういった技法を編み出していたことに驚きですね。
約90分に及ぶ実演も後半には青空が見え始め、絶好の雪さらし日和となりました!
たくさんのご来場、ありがとうございました!