布ギャラリーの工房では職人の小根山さんが
手先で細かな作業をしていたので覗いてみました。
こちらは小千谷縮の反物の経糸を製図に合わせて筬(おさ)の羽に2本ずつ通す仕事です。
2本で1羽と数えます。
糸も細く、沢山あるのでなんとも地道な作業です。
今回の型は6分割されていて、1箇所ごとに経糸の数が決まっており
2枚目の写真からも分かるように84羽ずつ経糸をセットしていきます。
その後、型染めで丁寧に色を刷り込んでいきます。
普段なかなか目にすることのないこういった風景はとても新鮮ですね。
昔ならではの手技がひとつひとつの作業工程に生き続けています。