栗名月

気がつけば、小千谷の景色も日に日に秋色に染まってきました。

みなさん、10月27日は何の日かご存知でしょうか。

先月お伝えした「十五夜」の他にもう一つのお月見
「十三夜」があります。
日本では、古くから秋の名月を鑑賞する風習がありましたが、
この十三夜というのは日本独自のもので、
一説には宇多法皇が九月十三夜の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇の時代(延喜十九年:西暦919年)に開かれた観月の宴が風習化したものとも言われています。
一般に十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものともされていました。
これは十五夜だけでは、「片月見」といって嫌われていたからです。
また、十三夜が「栗名月」や「豆名月」と呼ばれているのは
お供えとして栗や豆を、神棚などに供えるからだそうです。
十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多いようで、「十三夜に曇り無し」という言葉もあります。

本日は天気もよく晴れ模様が続いていますので、夜も綺麗な月が見れることでしょう。